私は某アーティストのコピーバンド活動をしています。メンバーの一人が結婚式を挙げる際のプレゼントとして、プロモーションビデオを作成して渡すことにしました。
結婚するメンバーの好きな曲と、オリジナルの楽曲を作り、準備がスタートしました。
ビデオカメラを用意する人、写真を用意する人、オリジナル楽曲をレコーディングする人…と分担し、素材を集めていきました。
自作のプロモーションビデオなので、好きな構成で作成出来るのは最大のメリットでした。ビデオの内容や立ち位置、どんな背景や景色にするかなど、自由に決められました。
デメリットはメンバー同士の仕事の都合で、なかなか作業が進まなかったり、映像の加工がやはりプロと比べると劣っているのは一目瞭然でした。
また、撮影出来る場所が限られてしまう為、代用出来そうな場所を探すのも苦労しました。
最終作業の日、私の家に結婚式を挙げるメンバー以外を集合させて、プロモーションビデオの出来上がりを確認することにしました。
映像を担当したメンバーは最終作業をするため、出来上がり次第合流するからと後で来ることになりました。
残ったメンバーは歌詞カードを書いたり寄せ書きを書いたりして待っていました。
映像担当が到着し、歌詞カードと寄せ書きを完成させて、出来上がったプロモーションビデオを観ました。
自作プロモーションビデオは、確かに映像はプロより劣りますが、この上なく感動するのは最大のメリットだと思います。