いびきの原因によっては手術する事が改善の道

いびきと言うとどんなイメージがありますか?やはり、うるさい、鬱陶しい、近くにいびきをかく人がいたら絶対に嫌だ・・・等、できたらいびきをかく人が近くにいて欲しくないと言ったマイナスのイメージかと思います。その一方で、もしも自分が慢性的ないびきに悩んでいる、もしくは家族にいびきの酷い人がいた場合、とても心配になりますよね。
実はいびきをかく人の中には、喉や鼻に病気が隠れている場合があります。いびきとは寝ている時だけにかくものですから、自覚症状が無い場合もありますし、普段生活している分には病気とは分かりませんので、周りの人に指摘されなければ、一生ほったらかしと言うケースも大変多いのです。しかし、いびきにより病気をそのままにしておけば、体には様々な症状が現れます。
まず、病気によりいびきをかいてしまう場合に考えられるのは、扁桃腺肥大になります。扁桃腺は、口蓋扁桃と言ってのどちんこの両脇に位置するリンパ組織の一種になりますが、この口蓋扁桃が大きく腫れてしまうと、気道が狭くなってしまいますので、就寝中は常に息苦しく、寝返りを何度もうったり大きないびきをかいてしまうのです。子供がいびきをかいている場合には、この扁桃腺肥大である事が多く、いびきをかいている時に胸部が極端にへこんでいたら、それは扁桃腺肥大の症状になりますので、病院で検査を受けられる事をおすすめします。
扁桃腺肥大が小さい場合には、治療を行わず経過観察に留まってしまう場合もありますが、気道が圧迫される程、扁桃腺が大きくなっている場合には、抗生物質による薬物療法や切除手術によって扁桃腺肥大を縮小し、呼吸を楽にしたりいびきを改善する方法があります。また、子供の扁桃腺肥大は、風邪をひいたりする事でウイルスや細菌が感染して大きくなる事が分かっていますので、子供が口を開けて寝ている場合には、粘膜から菌が入り込み易いので特に注意が必要です。
次に、いびきの原因として蓄膿症等の鼻の疾患が考えられる事があります。蓄膿症の場合には、常に鼻が詰まっている様な状態になっていますので、普段から鼻声であったり、鼻をかんでも直ぐに臭いのする鼻水が溜まっている様な状態になってしまいます。蓄膿症では鼻の奥の副鼻腔(ふくびくう)と言う場所に細菌が感染し、炎症が起きて膿が溜まっている状態ですので、直ぐに膿を除去しなければなりません。
蓄膿症に関しても、副鼻腔に溜まった膿を取り除く為の治療(手術)が行われますが、手術自体は入院の必要が無く、カテーテルを挿入して膿を吸引した後に抗生物質等を使って、蓄膿症の原因である細菌の侵入や炎症を抑える事で、再発を抑えて完治を目指していきます。現在いびきが気になると言う方で、蓄膿症の疑いがあると言う場合には、ただの鼻づまりだと放置しておく事は大変危険です。まずは、病院でいびきの原因を追求して、正しい治療を受けられる事をおすすめします。