いびきとともに生きてきた叔父

2、3年に1回位、親戚一同が会する事があります。自分も40を越えると、弔事とか法事とかが増えるわけです。
あちこちから集まるので、本家以外は大体皆旅館に泊まります。そんな時必ず話題に出るのは、叔父さんの話。
父の兄弟は皆いびきがうるさいのですが、特別なのは一番下の叔父でした。同室は勿論、隣室だって皆が嫌がります。当然ですが、叔父一家が一部屋で一晩過ごします。そして、他の面々はいつも不思議に思ったものです。『何故あのいびきで寝られるの…??』
それ位凄いいびきなのです。
でも叔父さんは体育大得意の教員として、何十年もバリバリ働いて来た人です。自分の父親や他の兄弟たちに比べて病気も無く、見た目も一番丈夫そうでした。
やはり叔母も困っていたみたいでした。久々に父親の法事でお会いした時、こんな話をしてくれました。
『睡眠時無呼吸症候群だったのよ。今病院に通っていて、口に機械付けてるの。』
やっぱり…。自分も叔母もそんな気はしていました。
検査した結果、無呼吸の時間が何分もあったそうです。普通の成人男性に比べて丈夫な叔父は、無呼吸時間が長くても平気だったのかも知れません。(素潜りが得意でした)
しかし、実際は無呼吸時間が長過ぎて危険な状態だったそうです。
見た目は丈夫そうでも隠れた部分で、危険が潜んでいたわけで、怖かったです。今の叔父は定年退職して、楽しそうに孫と遊んでいます。
Rさんより