世の中には、100年の恋も覚めると言われるものが多く存在しますが、そのうちの1つがいびきと言われています。いびきは性別、年齢関係なく、物凄い音をたててかいてしまう事があり、一緒に寝ている人にしてみると、本当にうるさくて仕方ありません。しかし、うるさいと感じている人が家族ではなく、他人でしかも自分の大切な人だった場合には、なかなかいびきの指摘をしてもらう事ができず、お互いにとってマイナスになってしまうのです。それを証拠に、実際にいびきが原因となって婚約破棄になってしまった方や、大切な人に振られてしまったなんて話もあるぐらいなのです。
それだけを聞けば、たかがいびきで婚約をやめたり、振るなんて本当にその人の事を愛していないからだ、と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、いびきと言うのは深刻な問題なのです。いびきによっては、工事現場の騒音と同じレベルの音をあげる方もいらっしゃいますし、一生一緒にいる人だからこそ、真剣に考えた時、別れを選んでしまうのも理解できなくもありませんよね。しかし、そんな悲しい結末を迎えない為にも、いびきを改善する事を考えなければなりません。まず、直ぐにでもできるのがいびきの原因と言われている、首や舌の筋肉を鍛える運動になります。
寝ている時に舌の付け根や、首の筋肉が衰えていると、舌が気道に落ち込みやすくなりますので、それが原因で呼吸をする時に空気が通る気道が塞がっていびきが出てしまうのです。そこで効果的なのが、舌の運動になります。舌を意識的に動かす事で、舌に繋がる首の筋肉も鍛えられて、就寝時の舌の落ち込みを防ぎ、いびきを改善できますので、是非実践してみましょう。
まず、唇を閉じてまるで猿の顔真似をする時の様に、舌が歯の外側をぐるりと回すように動かしていきます。それを10回~20回、慣れてきたら、20回~30回と繰り返します。この運動は見た目よりも舌の根本から首回りの筋肉が鍛えられているなと実感できるかと思います。最初からあまり頑張りすぎると、継続するのが困難になってきますので、少しづつ回数を増やすか誰にも見られないトイレタイムやお風呂に入っている時等、タイミングを見ながら実践してみましょう。
また、舌を思いっきりあっかんべーの形で出して引っ込めたり、鼻の先につく程上に向ける運動もオススメです。この運動も人に見られると恥ずかしいと思いますので、朝起きた時、寝る前等タイミングを見て継続してみて下さい。同時に首回しのストレッチも行うと、更に運動により疲労した筋肉もほぐれて、質の良い筋肉になりますので、いびき改善までスムーズに運ぶと思います。
首や舌の筋肉が衰えるのは、加齢だけでは無く柔らかい食事ばかりに偏っている事も原因とされています。歯ごたえのある野菜や肉等を積極的に良く噛んで食べる様にしたり、グミキャンディーやガムを噛むのも効果的ですので、舌の運動と同時に意識的に実践してしてみましょう。
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