Cさんが鉄板焼の店で働いていた時の話なんですが、ある先輩がポジティブシンキングの持ち主でした。そんな先輩の下で働きながら、ポジティブになるコツや、ポジティブシンキングになるとどうなるかという事を学ぶ事ができたそうです。
その先輩は別店舗からCさんの店に配属されました。初めて会った時は、少しポッチャリだけど明るい感じの人だなぁと思ったそうです。そしてお店の売り上げを上げるためにはどうすればいいかをよく考える人でした。一見、なんでもテキパキとこなす人に思いましたが、実はよくテンパる人です。そして計算が苦手な人でした。
その人は嫌な事があって気分が落ち込んでいる時も大きな声でその事をしゃべっていました。「今日、ちょー嫌な事があったんだけどー!聞いて!」という感じで、嫌な事も明るく喋るので周りの方も嫌な気分になりにくいのです。そして嫌な事をみんなに話しすぎても、みんなから「分かったからさっさと仕事しろよ(笑)」とツッコまれます。また、売り上げが悪かったらどうすればいいかを考えて、すぐに行動に移す人でした。
その人を見ていて学んだのは、ネガティブな事があったら良くなるように、すぐに行動に移すという事です。なんらかのアクションを加えよう!と思えば自然にポジティブになれます。そして悪い状態から動けます。また、普段から大きな声を出す事でネガティブになりにくくなります。
Cさんの先輩は自然にポジティブになるような性格を持っていたんです。そのおかげか、先輩はみんなから好かれていました。テンパりやすいとかの計算が苦手だとかの弱点はありましたが、出世して店長になったんです。弱点は職場の他の人がカバーしていました。ポジティブシンキングができるようになると、周りからも好かれて出世もできる事を先輩から学びました。
その先輩の考え方や性格は後輩にとって学ぶべきところでした。あんまり人に教えたり、人を育てるのが得意じゃない人でしたが、自らの考えと行動で後輩を育てる人だなと尊敬してます。
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