最近テレビや雑誌でもよく目にするオルニチン。
体に良い物、健康成分。
そんな曖昧な知識だけでどのように体に良いのかよく分かっていない人も多いはずです。
オルニチンとはアミノ酸の一種なのです。
アミノ酸は人の体にとって大切なもので、主に肝臓の働きを助けてくれます。
肝臓は病気や体調不良を感じにくい臓器と言われています。
そのため、自分はお酒が強いから大丈夫と過信してしまいがちです。
体になんらかの悪い症状が出る前に、お酒大好きな酒豪の方はオルニチンを日頃から摂取する事が大事なのです。
オルニチンを最も豊富に含む食品はしじみです。
二日酔いにはしじみの味噌汁が一番です。
しかしながら、しじみは料理にあまり使えないし、毎日お酒を飲んでいるからと言って毎日しじみ料理はきついものがありますよね。
さらに言ってしまうと、オルニチンの一日の最低摂取量を摂るにはしじみおよそ1400個も必要になるのです。
これはあまりに現実味のない数字です。
漁師さんか海女さんしか無理ですよね。
けれども、安心して下さい。
しじみ以外にもオルニチンを豊富に含む食品が身近にあるんです。
それがマグロです。
マグロならお刺身や釜焼き、サラダなどお手軽に摂取する事が出来ますよね。
次にチーズです。
チーズは、モッツァレラチーズ、チェダーチーズ、クリームチーズ、ゴーダチーズと種類が豊富なので、無理をせず、飽きずに摂取する事が出来ます。
そして意外と多く含まれている物がパンなのです。
朝食が和食派な人はしじみの味噌汁にマグロの釜焼き、洋食派な人はハムチーズトーストにモッツァレラチーズとトマトのカプレーゼなどいかがでしょうか。
このように見てみると、マグロやチーズはお酒のおつまみにピッタリですよね。
レストランや居酒屋など外食をする際はこれらの食品を意識して、メニューを頼んでも良いかもしれません。
最近ではオルニチン不足の日本人のためにサプリメントも開発され、より手軽にオルニチンを摂取出来るようになりました。
しかし、日本人はサプリメントに頼り過ぎている気がします。
普段の食事から意識すれば摂取する事が可能なのにも関わらず、サプリメントを買っている人が多いです。
サプリメントは万能薬ではありません。
私は健康に気を遣う事も大事だと思いますが、食事を楽しむ事はもっと大事だと思います。
健康成分が手軽に摂取出来るからと言って、サプリメントばかりに頼るのではなく、食べる事の大切さを知り、生の食材から意識して摂取する事が大切なのではないでしょうか。
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