口臭は自分では、なかなか正確に自覚することが難しいです。しかし、あまりにも気になったら、あるいは、人に指摘されるようになってしまったら、歯科医に相談するのも一つの方法です。
治療の流れは、概ね、匂いの測定、検査、口腔内の状態の診察、虫歯などの原因の治療、カウンセリング、セルフケアの指導となるようです。
口臭の原因には虫歯や歯周病など口の中に原因があるものと、内臓疾患からくるものがあるので、まずはそれを見極めることが大事です。病院によっては、専用の機器で匂いの成分や強さを測定します。
口臭が、舌や歯の汚れが原因となって起こる場合は、薬剤などで、汚れを取り、殺菌を行います。使用する薬剤や方法は歯科医によっても違うようです。
薬剤をより効果的にするために、レーザーを使用するところもあります。
口の中の汚れを完全に落としても、その状態をキープできなければまた匂いが発生することになるので、治療後は予防のためのセルフケアの指導を受けるのが良いようです。
歯科医による口臭の治療には、ほとんど保険が適用されないので、場合によっては、完了まで何万円もの費用がかかることがあるそうです。また、口臭の専門医が少なく、納得のいく治療を受けるためには遠方まで通院する必要があることもあります。
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