連休を利用して、両親に熱海旅行をプレゼントしました。
ツアーではなく完全にフリースタイルプランです。
車での移動しかしない人達なので、数日前から、「新幹線に、ちゃんと乗れるだろうか」「目的地に行けるだろうか」と、もうパニックになっていました。
期待と不安で、引っ越し並みの荷物を用意したりと大騒ぎです。
当日、てんやわんやになりながら駅まで送り一安心。
のんびり一人で過ごそうと考えていた矢先、さっそく携帯が鳴りました。
「パパがSOSなの。どうしたらいいの!?」
えっ?何?
慌てているらしく、全く要領を得ないのです。
何とか落ち着かせて聞いてみると、突然携帯が凄まじい音で鳴り出し、画面にSOSの表示が出るそうなのです。
しかも、新幹線の中でです。
周りの人も聞いたことのないような音と画面に、一車両中を巻き込んで、どうなっているのか、どうやって止めるのか騒いでいる真っ最中とのこと。
そこで、携帯窓口に私が電話をし、止めるやり方を聞いてみようとしました。
なかなか繋がらないサポートセンター。
二駅は過ぎたであろう頃にやっと繋がりましたが、代理で問い合わせているので、本人様確認だの生年月日だのからスタートし、親の正確な生年月日判明に時間を取られ、止め方が判明した時には、目的地に到着。
お弁当を開くこともなく、非難の目にさらされ、鳴り続くSOS。
簡単年寄り携帯。さりげなく簡単ではなかったのね…
ネタの提供はしなくて良いから、無事に楽しんできてくれと、ハラハラしながら祈ります。