一晩寝かせた次の日のカレーは美味しいですよね^^
だけど一晩寝かせたカレーは食中毒の危険性があるのはご存知の方もいると思います。
加熱すれば大丈夫。
変な臭いや味がしないから大丈夫。
こう思う方もいると思いますが、これ危ないです。
加熱すると熱に弱い細菌は死滅しますが、熱に強い芽胞の状態の『ウェルシュ菌』はしぶとく生き残ります。
そしてカレーを常温で放置していると、温度が下がってくると芽胞状態から通常の状態に戻った菌が日本統一を果たしたいのか、急速に勢力拡大をもくろみ増え始めるのです。
しかもウェルシュ菌による食中毒は食べてからのタイムラグがあるので、カレーが原因だと気が付かない事もあるのです。
ウェルシュ菌が増えてもこの菌は無味無臭でカレーの味も臭いも全く変わらないから変な臭いや味がしないから大丈夫というのは間違ってるのです。
1つのウェルシュ菌の芽胞が残っていると、
100分後に1000
200分後には1000000
300分後には1000000000
こんなに増えるんです(笑)
詳しく知りたい方は以下ページを見て下さいね。
大阪府/食中毒は熱に強い?-セレウス菌、ウエルシュ菌食中毒について
http://www.pref.osaka.lg.jp/shokuhin/shokutyuudoku/netsu.html
ウェルシュ菌食中毒の主要症状は腹痛と下痢です。
100度で4時間煮込んでも菌は残るそうです。
ウェルシュ菌を繁殖させないために鍋に入れたまま常温で放置せず、
調理した食品はすぐに食べるか、冷蔵(10℃以下)で保管することをしましょう。
そして中心まで急速に冷却することが菌を増やさない為に必要なことなので、なるべく広げて冷蔵しましょう。
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