玄米は糖質が少ない?玄米で糖質制限できるのか

栄養価が高いとして注目されている、玄米。

美容や健康、そしてダイエットへの効果も期待できることから、芸能人を始め多くの人が玄米のある生活を始めています。

さて、そんな玄米ですが、なぜ健康やダイエットにも良いと言われているのでしょうか。

ここでは、玄米の糖質に注目してみましょう。

健康やダイエットに良いと言うことは、やはり糖質が少ないイメージがありますよね?

実際のところはどうなのか、調べてみました。

玄米の糖質は白米とほとんど変わらない

日本人の主食と言えば白米ですから、白米と玄米の糖質を比べてみましょう。

100グラムあたりの糖質量は、白米37グラム、玄米34グラム。

思ったほど変わりませんね。

なんとなく玄米は糖質が少ないと思われがちですが、残念ながら糖質が少ないというわけではありません。

よくよく考えれば分かることですが、玄米は精米する前の白米のこと。

つまり、白米に糠や籾などがついたものなわけですから、玄米を食べれば白米も食べているのです。

糖質が白米と変わらないのも、納得でしょう。

それでも、玄米は白米よりも健康やダイエットにおすすめと言われています。

それはなぜかというと、白米より玄米のほうが「GI値」が低いから。

GI値というのは、炭水化物が血糖値を上げる強さのことを表した数値のことをいいます。

一般的に、ブドウ糖を100としたときの相対値で表しており、数値が高いほど血糖値が急激に上昇し、低いほどゆるやかに血糖値が上昇していきます。

血糖値の急激な上昇は体に負担をかけ、インスリンの分泌が増えることから健康にも良くありません。

GI値70以上の食品は高GI値と言われていますね。

このGI値が、白米は89、玄米は62となっています。

玄米も55以下ではないので決して低いと言うわけではありませんが、主食としては低い方だと言えるでしょう。

玄米のような比較的糖質の吸収速度が遅い食品は、食べても急激に血糖値が上がることはありません。

血糖値が上がると、血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが分泌されます。

このインスリンは、脂肪を作り、脂肪細胞の分解を抑制するという厄介な働きがあるため、ダイエット中の人は特に気を付けたいところ。

玄米はインスリンの分泌を抑制することができるため、脂肪のためこみを抑制します。

このことから、玄米は健康にもダイエットにもおすすめだと言われているのでしょうね。

糖質の量にこそ差はありませんが、玄米には食物繊維も豊富に含まれているので少量で満腹になるという効果も得られます。

しかし、何度も言いますが糖質の量そのものは白米とほとんど変わりません。

そのため、糖尿病で糖質制限をしている人や、糖質制限ダイエットをしている人などは、白米を玄米に変えたからといって「糖質制限」ができているわけではないのでご注意を。

まとめ

玄米の糖質について、お話ししました。

健康にもダイエットにも良いと言われる玄米ですが、糖質の量は白米とほとんど変わらないのです。

イメージとは異なるかもしれませんが、玄米にしたからといって糖質カットができるわけではないのですね。

とはいえ、食物繊維が含まれるため玄米はGI値が白米よりも低く、その点ではおすすめだと言えるでしょう。

糖質カットにはなりませんが、玄米は糖質の吸収スピードを遅くすることはできますよ。