健康に良い玄米はアレルギーが改善する?それとも悪化する?

玄米が健康に良いということは、今では誰もが知っていることでもあります。

栄養価が高く、血糖値もゆるやかに上昇していくため、ダイエットや生活習慣病の予防にもおすすめ。

健康維持のために、玄米を食卓に取り入れているという人もたくさんいるのではないでしょうか。

そんな健康維持におすすめの玄米ですが、アトピーや喘息、花粉症などのアレルギーの改善には効果があるのかどうか、気になりますよね?

これほどまでに健康への効果の高い玄米ですから、アレルギーの改善にも効果があると思ってしまいがち。

ところが、実はアレルギーのある人が玄米をたくさん食べると、アレルギーが改善するどころか逆にアレルギーが悪化してしまうこともあるのです。

その理由について、お話ししていきましょう。

アレルギーが起こるのはタンパク質が原因

食物アレルギーというのは、何をきっかけに発症するか分かりません。

そして、アレルギーはタンパク質が引き金となって起こります。

わずかではありますが、玄米は白米よりもタンパク質が多く含まれているので、アレルギーを起こしやすいといえるでしょう。

玄米でアレルギーが悪化する理由は、タンパク質が多く含まれているからだけではありません。

玄米は健康に良い食べ物ですが、糠などがついている分固く、消化が悪いです。

良く噛んで食べれば問題ないのですが、つい卵かけ玄米ご飯や納豆などと一緒に流し込んでしまっていませんか?

玄米は、良く噛まないとタンパク質が未消化のままになってしまいます。

食べ物から摂ったタンパク質は、そのままでは消化吸収することはできません。

タンパク質は体内でポリペプチドになり、更にアミノ酸に分解されて初めて吸収することができます。

しかし玄米は消化が悪いため、タンパク質がアミノ酸まで分解されず、ポリペプチドのまま残ってしまうことも多いもの。

ポリペプチドはアレルゲン(アレルギーの原因)となり、それによって免疫バランスが崩れてしまうのです。

このことから、玄米をたくさん食べるとアレルギーが悪化してしまうといわれているのですね。

本来ならば腸内環境を整えて免疫機能を向上させることのできる玄米ですが、アレルギー持ちの人には逆効果になることもある、ということを覚えておきましょう。

健康に良い玄米も、誰にでも良いというわけではないのですね。

ただし、玄米も「しっかりと噛む」ことで消化を良くし、タンパク質も分解しやすくなります。

アレルギーがあっても玄米が食べたい!という人は、少量から始めること、そして良く噛んで食べることを意識してみましょう。

そうすることで、アレルギーが悪化するリスクを減らすことができるでしょう。

まとめ

健康に良い玄米も、アレルギーのある人にとっては健康を害する恐れもあるので注意しなくてはなりません。

とはいえ、玄米は栄養価が高い食べ物であることに変わりはありませんので、体質改善のためにも適度に玄米を取り入れていけるといいですね。