
つい先日、服を買いに街に出掛けた所、いつもは人が少ない…もしくは全く人気の無い筈の場所に驚く程の人だかりが出来ていました。
一瞬、喧嘩か何かの野次馬か?と思い、無視しようと思ったものの
「おぉー!?」 「うわぁ♪」 と、感嘆の声。
そんな声に誘われ、無視しようとしていた私は人だかりの中へ。
するとそこでは、白人男性と黒人男性が互いの技術を競い合う様にマジックをしていました。
白人男性の方は片言ではありますが、日本語を喋り、黒人男性の方は全く日本語が喋れない様で、身振り手振りを交えてマジックを見ている人だかりの中から女性と男性を選び、その二人の私物を使って消失マジックやコインマジックを披露していました。
白人男性はカードマジックとフォーク曲げをして見せていました。
二人共、日本語が上手く喋れないのに沢山の人に囲まれて凄い人気者って感じでした。
それで思ったんです。
マジックは言葉が全く通じなくても、それが出来るだけで人に注目され、仲良くなれるんだなって。
実際、二人のマジシャンはマジックの披露を終えた後、沢山の日本人男女と何処かへ消えて行きました。
人付き合いが苦手な方がマジックを覚えたら、きっと彼等の様に人気者になるんだろうな。
