【佐賀県の民工芸品】竹細工の「西川登(ニシカワノボリ)竹細工」

佐賀県武雄市西川登町(ニシカワノボリチョウ)の工芸品に竹細工のかごや花器、ざるなどの台所用品あり、昔懐かしい素朴な風合いが良いです。
「西川登竹細工」は、明治初期に農業の副業として始められたのがきっかけだったそうです。
1,800年代後期には、問屋ができ、その後の需要が増え事業拡大は順調に進んだそうです。
日清戦争、日露戦争時も軍の準備品として佐世保港から竹細工製品が大量に出荷されたそうです。
今では、合成樹脂製品などが増えて、竹細工の需要が減り、1・2店舗の事業だけが伝統を受け継ぐのみになりましたが、昭和初期には組合ができ、竹細工の技術向上にも力が入れられ、学校の課外授業でも取り上げられ、竹細工の認知度を広めることに力を注がれていたそうです。
他地区との共同作業所も作られ、一時期は伊万里焼や有田焼と同レベルの認知度を誇る有名な竹細工製品だったそうです。
「西川登竹細工」に使われている淡竹(はちく)の材質は、硬くて縦に割きやすく、質感はしなやかで編み込みしやすいという特徴があり、出来上がった竹細工製品は使い込むほど風合いが増してきます。
当時は台所用品が良く作られ竹細工製品は生活の必需品で良く作られていました。