【佐賀県の工芸品】日本で最も古い絨毯「鍋島絨毯」

佐賀県の伝統工芸品の「鍋島絨毯」は、日本で初めてつくられた絨毯です。
発祥地は約4000年前のモンゴルでシルクロードを渡り、大陸を経て日本の長崎に伝えられたのが約300年前のことです。
当時、長崎のある商人が中国人から技術を伝えられたのが始まりです。
今では一般家庭でも使われていますが、当時は大変貴重な絨毯で、薩摩藩大名や幕府の高官など位が高い人への贈り物として使われ、一般人への販売が禁止されていました。
明治維新に「鍋島絨毯」の一般販売禁止が解かれました。
一説によると、「鍋島絨毯」の起源が、高級なペルシャ絨毯と重なっていることから、起源がペルシャ絨毯からきているといわれています。
すべて手織りで作られているので高価な工芸品ですが、今では一般的にも販売され、毎年、2月から3月にかけて佐賀城下ひなまつりで「鍋島絨毯」を鑑賞することができます。
「鍋島絨毯」を最初に手掛けた吉島家では、今も伝統技術が語り継がれています。
堅型機械を使い、手でクオリティーの高い経糸と緯糸を組み込んで1本1本の糸を固く織り込んで作られているので、長く使い込むほど味わいが増してきます。
有名なデザインは蟹牡丹で朱、黄、茶、藍の鮮やかなカラーのコントラストが美しいです。