1.介護職員初任者研修の参考書はある？
介護職員初任者研修に参考書はあります。通販で購入できますが、あまり参考書は買い漁らなくても大丈夫です。なぜなら、介護職員初任者研修ではスクールからテキストが配布されるからです。
そして、介護職員初任者研修の試験はスクールが作っています。つまり、スクールから配られたテキストをしっかり勉強すれば参考書は別途で買う必要はありません。
ちなみに、私が通っていたスクールに参考書を買って勉強した方が良いか聞いたら、特に買うまで必要ないとにく事でした。もし心配ならば、スマホアプリやインターネットサイトで無料で過去問などが配信されているので、やってみたらどうでしょうか？
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2.介護職員初任者研修は仕事をしながら資格が取れる？
介護職員初任者研修は仕事をしながらでも資格が取れます。この場合は、ハローワークだと失業者しか受講申し込みができないので、三幸カレッジやニチイなどのスクールを受講します。
そして、スクールがある日は仕事を休めば良いだけですが、仕事で受講を欠席した場合は振り替え教室となり、全行程を受講しないと終了試験は受けれません。また、振り替えとなると違う日にちに同じ内容の講座がやっているか日程を調整しなければいけません。
受講日はスクールによって違いはありますが、平日コース、土日コース、週1コース、週2コースなどがあります。仕事の都合によって受講コースを決めれます。
3.介護職員初任者研修のメリットは？
介護職員初任者研修のメリットは、これから介護福祉士やケアマネージャーなどのキャリアアップに繋がる所です。介護資格の制度変更によって、キャリアアップのためには必ず初任者研修が必要になりました。
また、初任者研修を持っていると就職で有利になってきたり、資格分の手当てで給料が増える職場もあります。
介護職員初任者研修では、介護の仕方といった実践的な事から介護に取り組む姿勢などを勉強できて、現場で働くだけではなかなか見えてこない介護の考え方が身に付くのもメリットです。なぜそのケアをやるのか、知識が増えて根拠に基づくケアが出来ます。
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4.介護職員初任者研修のグループワークはなにをする？
介護職員初任者研修では、机に座って講義を聞く講座の他にもグループワークがあります。ここではグループを作って話合ったり、要介護者と介護者に別れて実技をし合います。その時に要介護者の気持ちが分かり、どう介護するのが良いか分かります。
グループワークでは、介護の実例を出して話合い、どう介護していくのがベストか意見を出し合います。
介護職員初任者研修では介護職が未経験者もいれば、すでに介護の現場で働いている人も受講しています。グループワークでは、現場のやり方を学んだりなど経験者の知識を分けてもらう事もでき、大いに介護について学ぶ事ができます。
5.介護職員初任者研修を受講する年齢層は？
介護職員初任者研修を受講する年齢層は幅広く、私が通ったスクールでは20代～70代までが生徒でした。20代だと介護職に就職する、すでに働いているからという理由で資格取得を目指し、30代や40代は転職目的、50代ぐらいになると親の介護をするから学びたい、親の介護のために退職し、新しい職場も介護職だからという人も多くいました。
60代、70代でも介護職にパートとして働く人は多いため、介護職員初任者研修を受講する人は多いです。
ちなみに、男女比は半々ぐらいでしたが、スクールによっては比率が変わる場合もあります。
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6.介護職員初任者研修は実技試験がある？
介護職員初任者研修では、実技試験はありません。座学だけの知識で試験に望みます。実技試験があるのは、初任者研修を取得した後に取得を目指す介護福祉士が受講する実務者研修の時です。この時は実技試験があります。
しかし、介護職員初任者研修でも実技講座は行います。そして、実技を講座に取り入れるからには、講師が実技をチェックします。なので、実技試験はないけど実技を知らないで卒業する訳ではありません。ぎこちなくでも、実技ができればオッケーです。
私のスクールでは、講座の最終日に生徒1人1人と実技のフィードバックをしました。
7.介護職員初任者研修の合格率は？
介護職員初任者研修では、どのスクールもほぼ受講生の大体の人が合格すると言っています。ほぼ大体の人と言うのは、きちんと介護職員初任者研修の全行程を受講した生徒です。約90%ぐらいは受かると予想されます。
講座に受講して、講師の話を聞けば大体の確率で合格します。つまり、落ちる試験ではないという事です。介護職員初任者研修は介護の入り口なので、講義もコミュニケーションの取り方など一般常識的な話も多く、覚える事はそれほど多くはありません。
講義に出席し、ノートやテキストを見直して臨めば、合格する確率は高いでしょう。
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8.介護職員初任者研修は国家資格？
介護職員初任者研修は、国家資格ではありません。「研修」とあるように、あくまでも研修です。しかし、介護職員初任者研修を修了した人を求人要項として載せている場合もあり、資格のような扱いを受けています。
そして、介護職員初任者研修は、国家資格である介護福祉士の資格を取得するために大切な研修となっています。なので、資格じゃないから要らないという訳ではありません。
つまり、介護職員初任者研修を修了しておくと履歴書に記載ができて求人の幅が広がります。また、選考において無資格の人よりも有利となり、介護職で活躍するならば持っておいて損はありません。
9.介護職員初任者研修は障害者の介護についても講義がある？
介護職員初任者研修では、高齢者の介護について学ぶだけではなく、障害者や障害児についても学びます。そのため、介護職員初任者研修を取得すると障害者施設での就職も有利になります。
講義は高齢者向けの介護の内容が多いのですが、知的障害の種類や難病についても理解を深める事ができます。そして、障害者についての問題が何問か試験に出る可能性も高いです。高齢者も障害者も車椅子を利用したり、ゆっくり分かりやすく話かけるなどのコミュニケーションの取り方が似ているので、障害者施設で働く場合も初任者研修の知識や実技は役に立ちます。
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10.介護職員初任者研修を受けた感想は？
介護職員初任者研修は、すごく充実した講座でした。車椅子を押すにも口腔ケアをするにも、なぜそれをするのか？と言った根拠を持てるようになります。また、重労働と言われる介護職で腰を痛めないための工夫や体の使い方なども学び、職場で役に立ちそうです。
要介護者はこんな気持ちなんだなと理解ができたり、なぜ介護をするのかという基本的な事まで学べました。
講義と現場は違うと思いますが、現場の中でもどういったスタンスで介護をすれば良いのか分かり、介護職員として誇りを持てそうです。同じケアをするのでも、意味があるケアができれば介護は楽しいとも思えました。
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