消費者金融やキャッシングの申し込みでは、申込み時に申告した勤務先に本当に勤務しているかどうか確認するために、在籍確認の連絡が入ります。
無職の場合や勤務先を第三者に知られたくない場合には、知人の会社やアリバイ会社を利用して申込みをし、審査のための在籍確認を受けるケースがあるようです。
アリバイ会社とは、稼働実績のないペーパー会社を複数所持しており、あたかもその会社に勤めているかのように名刺や給与明細、社員証などを作成する会社です。在籍確認に利用すれば、きちんと電話応対をしてもらえます。
消費者金融やキャッシング会社の審査は、申込者がいかに信用できるのか、貸したお金を滞りなく返済してもらえるのかということをが判断されます。
そのため、申込みでアリバイ会社を利用して虚偽申告で契約を行うと違法になる可能性があるので、利用しないようにしましょう。
虚偽申告で契約させないためにも、消費者金融やキャッシング会社の中にはアリバイ会社のリストを管理している会社もあります。もしも、アリバイ会社を利用したことが発覚したら、著しく自分の信用を落とすことになるので、審査に通らなくなる可能性が高いでしょう。
また、契約後に発覚すると、詐欺罪に問われたり、損害賠償請求を受ける可能性があります。
実際に利用した方が逮捕されたケースもありますので、アリバイ会社などを利用せずに正しい内容で申込みをするようにしましょう。